■あなたは大丈夫?体に合ったマットレスの選び方

「最近マットレスがへたってきた」「寝付きが悪い」など、マットレスの買い替えを考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、近年ではマットレスの種類は多く、どれを選べばいいのか分からないということはありませんか?
ご自身の体型に合っていないマットレスを使い続けると、体にとって悪影響になることもあるのです。

■そもそもマットレスの役割は?
睡眠中は頭・背中・腰・脚の4箇所を主にして重力を受けることになります。その中でも腰にもっとも重力がかかり、全体重の40%以上もの力がかかるといわれているほどです。この状態は腰にかなりの負担となり、腰痛などを発症するケースがあります。

このように体にかかる負荷を体全体に分散させ、負担を軽くするのがマットレスの役割です。

■合わないマットレスで眠っていると?
以下のように感じる方は、もしかすると今お使いのマットレスが合っていないかもしれません。

*しっかりと睡眠をとったのに疲れが取れない
*目覚めが悪い
*腰痛・肩こりがひどくなった

体型に合っていないマットレスを使い続けると、肩こりや腰痛、不眠症などを引き起こす可能性があり、精神・健康面に影響が出てしまいます。
種類にかかわらず、【やわらかすぎる・硬すぎる】マットレスには注意が必要です。

■柔らかすぎるマットレスで眠っていると…
柔らかいマットレスは、体が包み込まれるようなフィット感のある寝心地が魅力です。しかし、柔らかすぎる場合は、必要以上に体がマットレス沈み込み、以下のような問題点が考えられます。

【寝返りがうちにくい】
柔らかすぎるマットレスは、体が必要以上に沈み込み不安定な状態です。体が深く沈むことで体勢を変えにくく、寝返りもうちにくくなってしまいます。

【寝苦しい】
体がマットレスに沈み込み過ぎると、寝苦しさを感じることも。また、沈み込んだ分、布団が覆いかぶさるため暑苦しさを感じることもあります。

【背骨や腰に負担をかける】
マットレスが柔らかすぎると、特に体の重い部分・腰が沈み込んでしまい、不自然な寝姿勢になってしまいます。腰が沈むことで背骨も曲がり、猫背状態に。悪い寝姿勢によって骨を痛めたり筋肉に負担がかかり痛みやこりの原因になったりとさまざまな悪影響が考えられます。

■硬すぎるマットレスで眠っていると…
硬いマットレスは、寝転んでも変形しにくく動きやすいという点がメリットといえるでしょう。一方で、寝心地が悪いと感じる方も多く、寝姿勢によっては体に負担をかけてしまう場合があるのです。

【体圧の分散が不十分】
硬すぎるマットレスの問題点は、体圧の分散性が悪くなっていること。これは、体の重力が腰に集中してしまい、背中の支える力も十分にありません。これは腰痛を引き起こす最大の要因です。

【血行不良】
硬すぎるマットレスは、体の接触箇所を圧迫する恐れがあります。この状態が続くと、関節の痛みやしびれを発症することも。反対に、脳はこの状態を回避するために寝返りを多くするよう体に指示を出すため、眠りが浅くなってしまいます。

■体に合ったマットレスの選び方
体型はその人によってそれぞれ異なります。ご自身の体に合ったマットレスを選ぶポイントは、とにかく試すことです。実際に寝転んで寝心地を確かめましょう。

快適な睡眠のためにはマットレスは重要なアイテムです。マットレスを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを知っておきましょう。

・寝心地が良いか
睡眠中の寝姿勢で多い、仰向けで寝転んだ際の姿勢をチェックしてみましょう。
理想の寝姿勢としてS字が良いとよく耳にされると思います。実際には、あお向けで寝た状態で、腰とマットレスの間に2~3cmほど空間ができるものを目安としましょう。マットレスが体に密着しすぎていないか、背中や腰が沈み込みすぎていないか、体に余分な力がかかっていないかなどをチェックしてください。

・寝返りがうちやすいか
寝姿勢を確かめた後は、寝返りをうってみましょう。
睡眠中に寝返りがスムーズにできないと、血行不良や体温調整が正常に行なえません。余計な力を入れず、自然と寝返りができるかどうかをチェックしてください。

・不快な揺れやきしみ音はないか
次は、不快な揺れがないかを確かめます。
寝返りをうった際に、あまりにも横揺れがひどい場合は眠りの妨げになってしまいます。また、きしみ音が気になるものも睡眠中のストレスとなるため、何度か寝返りをうって確認しておきましょう。