マットレスを畳の上に敷くときの注意点

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和室が多い家の場合、畳の上にマットレスを敷くケースもあると思います。ただし、このときベッドの上にマットレスを置くのではなく、畳の上に直接敷く場合は注意が必要です。畳の上に直接マットレスを敷くと、湿気がたまりやすくなるといった問題があるため、あまり好ましくありません。そこで今回は、マットレスを畳の上に敷くときの注意点を紹介したいと思います。

 

マットレスの厚さに注意

マットレスを和室に敷きっぱなしにするのではなく、毎日片づける場合は、やはりできるだけ薄いマットレスを選んでおきたいところでしょう。しかし、畳の上に敷くマットレスであれば、最低でも5cm、できれば9cm程度の厚さがあるものを選んでおきたいところです。

なお、厚さが3cmほどの薄いマットレスは、本来大人用というよりは子ども用なので、寝ていると畳の面が背中に感じられるほどの厚さになります。そのため、夜寝ていても腰などが痛くなってしまい、寝付けない場合もあるでしょう。

厚さが5cm程度のマットレスやマットレス・トッパーになってくると、体重40kg前後の女性の方くらいまでであれば背中に畳の面を感じることなく快適に眠ることができるレベルです。しかし、大人の男性などが眠るには少し無理があるかと思われます。また、厚さが5cm程度のマットレス・トッパーは簡単に巻くことができますし、三つ折り対応のマットレスであれば折りたたむこともできますので、収納時も非常に便利です。

いっぽう、厚さ9cm程度のマットレスであれば、ガッチリした体形の男性でも快適に眠ることができるでしょう。ただし、体重が80kg以上の方であれば、畳の上に敷くマットレスは10cm以上の厚さは欲しいところです。

 

畳の上にマットレスの敷きっぱなしはNG

畳の上にマットレスを敷くときは、湿気をカバーする対策が必要です。

 

畳の上に敷きっぱなしがNGな理由

畳の上にマットレスを敷きっぱなしにすると、畳とマットレスの間に湿気がたまってしまいカビが発生してしまいます。よって、畳の上にマットレスを敷きっぱなしにするのは絶対NGです。そのままの状態で放置するとカビが発生する可能性が高くなり、健康面にも悪い影響を与えるようになりますので、定期的にマットレスの裏を換気する必要があります。なお、マットレスにカビが付着すると、素人が掃除するのは困難になるため、マットレスのクリーニングを業者にお願いする必要が出てくるでしょう。その際、1万円以上のコストが発生します。

 

壁に立てかけるのが効果的

毎日、マットレスを壁に立てかけておくだけでも、十分湿気を減らす効果がありますので、ぜひ実施するようにしましょう。ただし、マットレスの裏面を換気するために壁に立てかけることを考えると、ある程度の厚さが必要になってきます。暑さが5cm程度しかないマットレスでは、壁にかけても折れ曲がってしまう可能性が高いでしょう。よって、厚さ9cm程度のマットレスを購入しておけば、寝心地だけでなく毎日のメンテナンスという点に関してもメリットがあるのです。

 

和室にマットレスを置くときの注意点

最後に和室にマットレスを置くときに、注意してもらいたい点を紹介します。

 

スノコを敷く場合

畳とマットレスの間の湿気が気になるからという理由で、スノコを敷こうという方もいらっしゃると思います。しかし、スノコを敷くと畳の表面がすれて痛んでしまう可能性が高いため、あまりおすすめできません。特に、賃貸物件の場合には、退去するとき修繕費が発生すると思いますので注意が必要です。

したがって、少し面倒かもしれませんが、畳の上にマットレスを敷く場合は、できれば毎日壁に立てかけるようにしましょう。もし、「毎日はちょっと……」という方は、マットレスの下に除湿シートを敷いたり、部屋を風通しよくしておいたりするなどの工夫をすることで、湿気対策になりますのでぜひ試してみてください。なお、スノコタイプのマットも販売されていますので、そちらを試してみるのもよいかもしれませんね。

 

和室でマットレスを敷く場所

また、押し入れや敷居の近くにマットレスを敷くのも避けるべきです。押し入れは密閉空間ということもあり、湿気がたまりカビが発生しやすい環境になっています。そのため、押し入れの近くにマットレスを敷くと、カビが移ってしまう可能性があるのです。したがって、和室にマットレスを敷く場合には、できるだけ押し入れから離れた場所に敷くのが鉄則といえるでしょう。いっぽう、外部との境界にあたる敷居も、外部からの汚れが付く可能性が高いので、マットレスはできるだけ離して敷く必要があります。

このように和室にマットレスを敷く場合には、和室ならではの特性にも気を配る必要があるのです。

 

湿気対策はマスト 

今回は、マットレスを畳の上に敷くときの注意点を紹介しました。特に、注意しなくてはいけないのは湿気対策なので、マットレスを壁に立てかけたり、部屋を定期的に換気したりすることはマストです。しかし、湿気にさえ注意すれば、畳の上にマットレスを敷いても快適に眠ることができますので、今回紹介した方法をぜひ実践してみてくださいね。