マットレスに直接寝てはいけない理由

サムネイル

マットレスの上には、シーツなどを敷いて眠るのが一般的です。でも、何も敷かず、そのままマットレスに寝てしまってもよいのでしょうか?何も敷かずに眠れるならラクチンなので、それはそれでよさそうな気もしますよね。そこで本記事では、「マットレスに直接寝てもよいのか?」という素朴な疑問にお答えしたいと思います。

 

そもそもマットレスに直接寝てもよいのか?

実は、構造上の点だけで言えば、マットレスの上で直接眠るのはOKです。それどころか、逆に不適切なものを敷いてしまうと、マットレス自体の効果が損なわれる恐れもあります。

ただし、以下に紹介する理由から、できれば直接寝ないほうがよいでしょう。

 

マットレスに直接寝るのがNGな理由

マットレスに直接寝るのがNGな理由は、以下の3つになります。

 

不衛生だから

眠っているとき、人は毎晩200ml以上の汗をかきます。また、人の体からは皮脂やアカなどに加え、劣化した皮膚やフケなども排出されるため、それらすべてがマットレスに付着することになるのです。もちろん1日や2日程度であればそれほど問題ありませんが、長期間そのまま放置しておくと、それらが蓄積されてマットレスの表面にも汚れが目立ってくるようになるでしょう。それだけでなく、ダニやカビが発生する温床になる可能性もありますので、衛生面だけでなく健康面でのデメリットも多くなってきます。

マットレスの上にカバーなどがかけてあれば、それを定期的に洗うことで衛生的にしておくこともできるのですが、マットレス本体をそのまま洗濯機で洗うことはできません。よって、衛生面という観点からみても、マットレスにそのまま寝るのは避けるべきでしょう。

 

ムレやすいから

マットレスの側生地には、ポリエステルなどの化学繊維が使われているケースが多いのですが、吸水性が悪いためその上にそのまま寝るとムレやすくなります。そのため、寝ているとき体がムレを感じ、非常に寝苦しくなってしまうのです。いっぽう、シルクやウール、レーヨンなど比較的吸水性の高い素材で作られたマットレスもあるのですが、やはりそのまま寝るとムレを感じてしまいます。したがって、マットレスの上にそのまま寝ると、非常にムレやすいのでおすすめできません。

 

汚れが直接付くから

マットレスにそのまま寝ると、当然ながら汚れがダイレクトに付着することになります。ちょっとした汚れであればすぐに対処すれば問題ないケースもあると思いますが、血液や子どものオネショなどが付いてしまった場合には、自分で水洗いするか、クリーニング業者などに依頼するしかありません。しかし、水洗いしても汚れがすべて落ちる保証はありませんし、マットレスが劣化する可能性もあります。また、マットレスのクリーニングを業者に頼むと1万円以上の費用が発生しますので、そうそう何度もお願いするわけにはいかないでしょう。よって、このような事態にならないためにも、マットレスにそのまま寝るのは避け、マットレスカバーなどを付けてから寝るようにするべきです。

 

マットレスの上に敷くもの

では、マットレスにそのまま寝るのがNGなことが分かったところで、マットレスに敷くものにはどんなものがあるのか紹介します。

 

敷パッド

まず、マットレスの上に敷く、「敷きパッド」があります。敷パッドを敷くことで、マットレスに汚れが直接付着することはなくなり、汗も吸い取ってくれるのでムレの防止にもつながるでしょう。洗濯もできてメンテナンスも楽なので、非常におすすめです。

 

ベッドシーツ

次に、「ベッドシーツ」ですが、さまざまな素材が選べる上に、洗濯のしやすさもピカイチなため、衛生面と寝心地の両方を満たすことができます。頻繁に洗濯をしたいという人は、迷わずベッドシーツを選ぶべきでしょう。ただし、ベッドシーツだけでは薄すぎて汗がマットレスに浸透してしまいます。そのため、後述するベッドパッドなどと併用するとマットレスの寿命を延ばすことが可能です。

 

ベッドパッド

「ベッドパッド」は、マットレスの寝心地を改善するためのツールになります。そのため、本来は、マットレスが硬すぎる場合に柔らかくしたり、厚みがたりないときに厚さをプラスしたりするときに使用されるのが一般的です。よって、一定の厚みがあるので洗濯には向いておらず、汚れの付着に注意する必要があります。そのため、ベッドシーツなどと併用することが推奨されているのです。

 

マットレス・トッパー

「マットレス・トッパー」とは、マットレスの硬さを調整するツールです。マットレスが硬すぎたり、ちょっとヘタリが出てきたときなどに硬さを強化したりするのに使われます。ただし、マットレス・トッパーの上に直接寝るのはやめましょう。なぜなら、マットレス・トッパーには、ウレタンやラテックスなど洗濯しづらく、吸水性も少ない素材が使われている場合が多いからです。よって、ベッドシーツなどと併用する必要があります。

 

マットレスにはそのまま寝ないこと

今回は、マットレスにそのまま寝てはいけない理由などについて説明しました。いくら、ラクチンとはいえ、マットレスに直接眠るのは避け、やはり通常通りベッドシーツなどを敷いてから使うのがおすすめです。また、そのほうが清潔で寝やすくなりますので、マットレスを使うときには必ず何か敷いてから寝るようにしましょう。